永田公彦による新刊が、全国の書店ならびにオンライン書籍販売サイト(アマゾン等)から発売されます。 脱「日本的思考」のすゝめ グローバルリーダー養成講座
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
出版日:2023年3月1日
【内容】
世界的に連鎖した変化が連続的に押し寄せる中、今後、企業のビジネス、また個人のキャリア形成と生活の場のグローバル化がより加速し、その流れがとまることはありません。日本の企業でも、事業活動の国際化、組織のDE&I、そしてグローバル社会と地球環境に配慮した事業経営への転換に対する必要性が高まっています。これを進めるために、文化的に均質性の高い日本人だけでなく、多様な文化を持つ外国人やマイノリティの社員、クライアント、事業パートナーなどと共に仕事をする機会が国内外で増えています。 それに伴い、日本でも「多文化理解」「異文化コミュニケーション」といった比較文化論、言語学、コミュニケーション学などの人文科学系のものだけでなく、経営の視点から異文化を捉えた学術研究や実践的な文献も増えてきました。
ただ、日本人がビジネスの場面で活用・実践するためには、学者による国民文化比較研究、一部の企業による実践事例、著者の個人的な体験や主張に焦点を当てたものだけでは不十分です。 そこで、典型的な日本企業でキャリアを経たのち、20年以上にわたりパリを拠点に欧州、日本、アジア各地で「事業・経営・戦略コンサルティング」と「グローバルリーダーシップ教育」を行い、事業戦略と異文化を結びつけてきた筆者が、日本人社会と日本企業の文化的特質等を踏まえつつ、日本人がグローバルビジネスでリーダーとして活躍するため、また多様な国際社会で強く生きるための実践方法について解説します。
【目次】
序 章 当り前の引き出しを増やそう
第1章 7つの「当たり前」から抜け出す 第2章 異文化マネジメント力を磨く【国際人基礎】
第3章 全体知で日本を伝える力を磨く【思考・コミュニケーション】
第4章 グローバル構想力を磨く【思考】
第5章 インパクトある対話力を磨く【コミュニケーション】
第6章 早・短・楽の仕事をする力を磨く(行動)
第7章 グローバル視座で教養を磨く 【著者によるコメント】 個人の皆様には、「これまでの自分、仕事、生活を別の視点から客観的に見つめたい」「将来に向け自分をより高め変えてゆきたい」「より自分の個性を活かし自分らしい人生を送りたい」との願いに対し、人生の選択肢と可能性を広げてもらうための指針になるはずです。
また組織関係者には、「より抜本的に組織の構造的問題を解決したい」「イノベーションが起き続ける独創的で多様性のある組織文化を築きたい」「世界で戦えるグローバルリーダーを増やしたい」「海外事業経営を効果的に進めたい」などの課題への対応に役立つものです。
2012年の新書「日本人こそ見直したい、世界が恋する日本の美徳 (ディスカヴァー携書) 」と併せて読まれるとさらに理解が深まります。
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